みなさんこんにちは
本日3月23日にさいたまスーパーアリーナで行われる【ONE172】の試合前日に行われたハイドレーションテストとは何の検査なのか？
その目的と尿比重との関係を調査し記事にしてみました。
ONEハイドレーションテストとは？
引用元：ゴング格闘技
3月22日「ONE172：武尊VSロッタン」に向けた前日計量が行われました。
ONEでは計量と同時に、危険な水抜き減量を防ぐため、独自のハイドレーションテストが実施されています。
医師が屈折率測定器を使用して選手の尿サンプルを分析し、尿比重を確認します。
この検査では、尿の比重が純水と比較して1.025以下であることが求められ、それを超える場合は失格となります。
規定の時間内に計量とハイドレーションテストをパスできなかったのは、小川健晴選手、スーパーレック選手、マラット・グレゴリアン選手、スリヤンレック選手の4選手でした。
この結果、バンタム級ムエタイの正規王者であったスーパーレックは王座を失うことに。
しかし、4選手ともその後のフェイスオフには姿を見せており、対戦相手との協議の結果、試合は実施される見込みとなっています。
ハイドレーションテストの目的は
引用元：ONE Chapionship
ハイドレーションテストは、選手の体内の水分バランスを確認するために実施される検査です。
特に格闘技や持久系スポーツにおいては、適切な水分管理がパフォーマンスや安全性に大きく影響を与えるため、非常に重要視されています。
このテストを通じて、選手が試合前に適切な水分補給を行っているかをチェックし、極端な水抜きによるリスクを軽減することが目的とされています。
他の格闘技の計量検査よりも非常に厳しい検査となっているのが理解できますね。
ONEハイドレーションテストと尿比重
一般的に健康な成人の尿比重は1.015〜1.025の範囲とされており、1.030を超えると濃縮尿と見なされます。
この状態は、脱水症や糖尿病などによる水分不足が原因で引き起こされることがあります。
尿比重は、選手の水分状態を評価する上で重要な指標の一つです。
尿中の溶質濃度を測定することで、体内の水分バランスを確認し、適切な水分補給ができているかを判断します。
この測定は、ハイドレーションテストと併せて選手のコンディション管理に欠かせないものとなっています。
ONEでは選手のコンディションと安全性を徹底的に管理しているのが解かりますね。
それでは本日行われるONEチャンピオンシップ172を楽しみましょう！
コメント