丸山城志郎の引退の真意とライバル阿部一二三への気持ち

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先日お伝えさせて頂いた柔道66キロ級の丸山城志郎選手が、25日に引退会見を開きましたので、明らかになった引退の理由とライバルである阿部一二三選手への気持ちを記事にしてみました。

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丸山城志郎選手の引退の真相は?

引用元::yahooニュース

丸山城志郎選手が初めて引退を意識したのは、東京オリンピックの代表選考会の頃だったといいます。

その後も現役を続けていましたが、2024年のグランドスラム・パリ大会の最中には、試合をしながらも「引退」の二文字が頭をよぎっていたと語っています。実際のところ、その頃にはすでにモチベーションを保つことが難しくなっていたようです。

丸山選手は引退を決意した理由について、「絶対にこの相手には負けたくない、という強い気持ちが湧いてこなかった」と率直に明かしています。

柔道のように一対一で勝敗が決まる競技においては、相手に対する強い対抗心や闘争心が試合のパフォーマンスに直結する場面も多いものです。ボクシングなど他の格闘技でも同様で、「絶対に勝ちたい」という気持ちの有無が、結果を大きく左右することはよくあります。

どれだけ実力のある選手であっても、心のどこかで闘志が薄れてしまえば、本来の力を出し切ることは難しいのかもしれません。今回の丸山選手の引退は、まさに「心の声に正直になった決断」とも言えるのではないでしょうか。

今後の第二のキャリアでも、これまでの経験が必ず活かされることを願いたいですね。

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丸山城志郎選手のライバル阿部一二三選手に対する気持ち

引用元:中日新聞

丸山城志郎選手が、現役時代に最も印象に残っている試合として挙げたのは、やはり東京五輪の代表を懸けた阿部一二三選手との一戦でした。

「オリンピック出場という目標まで、あと一歩という場面だったからこそ、強く記憶に残っている。心・技・体のすべてが整っていた試合で、あれ以上のパフォーマンスは自分には出せないと感じた」と、丸山選手は振り返ります。

また、引退を機に、長年のライバルだった阿部選手への特別な思いも口にしました。

「もう現役を引退するので素直に言うと、彼は本当に強かった。阿部選手の存在があったからこそ、今の自分がある。あの戦いがなければ、ここまで自分を追い込んで努力することはできなかった。本当に感謝しています」と、胸の内を明かしています。

28年間の柔道人生を振り返り、「結果に対しては悔しい思いもあるが、その過程で積み重ねてきた努力には一点の後悔もない。だからこそ、大きな達成感がある」と、清々しい表情で語りました。

今後は、所属先であるミキハウススポーツクラブで、若手選手の育成や指導に力を入れていく予定です。

丸山城志郎選手と阿部一二三選手の関係は、かつてのプロ野球界で言えば、タイガースの村山実投手とジャイアンツの長嶋茂雄選手のような“宿命のライバル”とも言える存在だったのではないでしょうか。

これからは指導者として、新たな金メダリストの誕生に貢献してくれることを期待したいですね。

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