文田健一郎(パリ五輪レスリング)のプロフィールとライバルについてリサーチ!

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こんにちはTrendsbeamのKozyです。

本日はパリ五輪レスリング・グレコ60㎏級で見事金メダルを獲得した文田健一郎選手プロフィールライバルについてリサーチしてみました。

引用元:X

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文田健一郎選手のプロフィール

生年月日 1995年12月18日
出身地 山梨県
身長 168㎝
出場種目 男子グレコローマン60㎏級
所属先 ミキハウス
出身校 日体大
主な戦績 17年世界選手権グレコ59キロ級優勝

19年世界選手権グレコ60キロ級優勝

21年東京五輪グレコ60キロ級銀メダル

22年世界選手権グレコ62キロ級3位

23年世界選手権グレコ62キロ級2位

五輪出場歴 東京五輪
得意技 反り投げ

小学5年生からレスリングを始め、ロンドン五輪フリースタイル66kg級で金メダルを獲得した米満達弘選手を指導した父が監督を務める韮崎工業高校へ進学。

そこで、史上初となる高校グレコローマン8冠を達成しました。

その後、日本体育大学に進学し、卒業後の201年からはミキハウスのスポーツクラブで鍛錬を積みました。

背骨が柔らかく、得意技の反り投げが特徴的なことから、「にゃんこレスラー」とも呼ばれているそうです。

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文田健一郎選手のライバルは?

引用元:X

金メダリストには数多くのライバルがいたはずですが、大学の二年先輩であり、現在はRAIZINにも参戦している太田忍選手こそ、最も意識する存在だったのではないでしょうか。

東京五輪の代表選考時には、「なぜこの2人の天才が同じ時代に重なってしまったのか」と語られたそうです。

太田忍選手文田健一郎選手は、「日本の2枚看板」と称されるほどの実力者で、同じ階級で競い合うライバルでありながら、互いに高め合う同志でもありました。

リオデジャネイロ五輪で太田忍選手が銀メダルを獲得する姿を間近で目にしたことが、文田健一郎選手のさらなる成長を促す大きな刺激になったと言えるでしょう。

リオデジャネイロ五輪後

引用元:number web

リオデジャネイロ五輪後、文田健一郎選手は急成長を遂げ、2016年12月の全日本選手権で初優勝。

さらに、2017年5月のアジア選手権、6月の全日本選抜選手権、そして8月の世界選手権で初の頂点に立ち、太田忍選手を上回る存在へと成長していきました。

かつて2人は同じ国際大会に出場し、現地で食事を共にするほどの間柄でしたが、次第に練習も一緒に行わなくなり、徐々に距離が生まれていったといいます。

グレコローマンスタイル60kg級で東京五輪に出場できるのは、たった1人。

「世界一になるより、日本一になるほうが難しい」とまで言われたほど、2人の代表争いは熾烈を極めたそうです。

東京五輪代表選考時、太田忍選手が階級変更

2019年9月に開催された世界選手権は、東京五輪代表選考を兼ねた重要な大会でした。グレコローマン60kg級で代表権を獲得したのは、文田健一郎選手でした。

この大会で、太田忍選手は「自分が五輪に出場するために、文田が負ければいい」と考えたものの、一方で「彼ならメダルを獲れる」と、その実力を認めていたといいます。

そこで太田選手は、67kg級への階級変更を視野に入れ、まずは63kg級で同大会に出場。見事、優勝を果たしました。

文田選手が東京五輪代表に内定した瞬間から、2人の関係には変化が生まれました。

決勝戦を前に、太田選手はロシア代表への対策を文田選手に惜しみなく伝え、金メダル獲得を後押ししたのです。

さらに帰国後には、太田選手文田選手にローリング(寝技)のアドバイスを求め、逆に文田選手太田選手の得意技である「がぶり返し」の技術を教わったといいます。

これまで互いに隠していた技術も、もはや秘密にする必要がなくなったのです。

63kg級の世界王者となった太田選手でしたが、その階級はオリンピックには存在しません。

67kg級での出場を目指し、新たな挑戦を始めました。

しかし、身長165cmの太田選手にとって、67kg級ではリーチや体格面での不利があり、食事管理やウェイトトレーニングでの体重増加と体力強化が求められました。

そして迎えた2019年12月の全日本選手権。

ここで優勝し、翌年のアジア予選や世界最終予選を突破することが目標でしたが、結果はまさかの初戦敗退。

テクニカルフォール負けを喫し、「1回戦負けなんて人生で経験したことがない」と涙を流しました。

「2人で東京五輪で金メダル」という夢は、叶わなかったのです。

なぜ2人は同じ時代に生まれ、同じ階級で争うことになってしまったのか──。

この思いは、周囲だけでなく、本人たちの胸にも何度も去来したことでしょう。

↓グレコローマン130キロ級5連覇のミハイン・ロペス選手の記事↓

2017年12月23日天皇杯全日本レスリング選手権 ~男子グレコローマンスタイル60kg級決勝戦

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