空飛ぶ車はいつから予測されていたのか?いつから実用化して交通渋滞は解消?

こんにちはTrendsbeamのKozyです。

酷暑続きの日々ですが皆様体調は大丈夫でしょうか?

本日は8月14日放送予定の「未来予測反省会」で取り上げられる

今、空飛ぶ車の開発が空前のブームになっているという事や、

もしそれが実用化した場合に交通渋滞は本当になくなるのだろうか?

という事をリサーチしてみました。

空飛ぶ車はいつから予測されていたのか?

空飛ぶ車は、昔から現在に至るまで、人々の想像力を刺激し続ける存在です。

レトロフューチャーの未来像においても、空飛ぶ車は飛行船や真空列車、空中都市などと

並んで、主要なテーマの一つであったそうです。

1882年にフランスのイラストレーターアルベール・ロビダが発表した『オペラからの帰宅』

の中で空飛ぶ車に乗って移動する2000年の人々を描いていたそうです。

1923年、SF作家のヒューゴー・ガーンズバックはサイエンス・アンド・インヴェンション (Science and Invention) 誌の中で自動車とヘリコプターを組み合わせたヘリカー (Helicar)

を発表したそうです

構想によれば、2つの車輪で走行し好きな場所に離着陸可能であったらしいです。

ヘリカーは当時ニューヨークで問題になっていた交通渋滞の解消を可能にする乗り物として

紹介されていたそうです。

またその当時には「50年後、車が空を飛び、交通渋滞がなくなる」と予測されていたそうです。

このように人類は142年も前から空飛ぶ車の実用化について予測していたとは驚きですよね。

空飛ぶ車はいつから実用化するのか?

引用元:SkyDriveプレスリリース

2024年現在、空飛ぶ車の開発が空前のブームになっているそうです。

それと同時に空飛ぶ車の市場も今、実用化に向けて本格化の兆しを見せているらしいです。

量産化を見据えた資金調達や販売契約も相次いでおり、機体認証取得に向けた取り組みも

加速しているようです。

完全電動や、垂直離着陸タイプにこだわらず、人の移動を担う次世代エアモビリティ開発企業

30社をピックアップしてみました。

企業名 詳細・特徴
SkyDrive(日本) 運航開始は日本で2025年、米国で2026年を計画
teTra aviation(日本) 「Mk-5」予約販売済み、開発・量産化加速
ホンダ(日本) ハイブリッドモデル「Honda eVTOL」開発
スカイリンクテクノロジーズ(日本) 長距離VTOLを開発
ASKA(米国) 空陸両用モデル、2026年発売目指す
Joby Aviation(米国) トヨタが出資、ANAと大阪・関西万博へ
Archer Aviation(米国) 短距離特化モデル「Midnight」2025年にも運航開始
BETA Technologies(米国) UPSが物流向けに最大150機を購入
Wisk Aero(米国) Kittyhawkとボーイングの合弁として事業展開
Opener(米国) ラリー・ペイジ氏が出資、「BlackFly」まもなく販売?
LIFT AIRCRAFT(米国) すでに生産段階、万博向け実証にも採用
Alef Aeronautics(米国) 空陸両用モデル、廉価版は500万円?
Supernal(米国) 現代自動車グループもエアモビリティ開発へ
Doroni Aerospace(米国) 「H1」2024年発売へ
Samson Sky(米国) 空陸両用モデル「Switchblade」開発
Horizon Aircraft(カナダ) ハイブリッドモデル「X5 Cavorite」を開発中
Uniqopter(カナダ) 救急や消防用途見据えたモデルを開発
EHang(中国) 多くの納入実績誇る第一人者
XPENG AEROHT(中国) 空陸両用モデルの開発にも着手
Autoflight(中国) 2025年までに欧州で認証所得目指す
Volkswagen Group China(中国) フォルクスワーゲン中国もプロトタイプ「V.MO」発表
Lilium(独) パートナーシップ続々、販売契約機数640機に
Volocopter(独) 住友商事、日本航空とともに大阪・関西万博へ
Vertical Aerospace(英国) 大阪・関西万博に向け丸紅が25台契約
VRCO(英国) 「VRCO XP4」開発、エアモビリティ社が独占販売権
Jetson(スウェーデン) Jetson ONEは約1,060万円で販売
PAL-V(オランダ) 空陸両用モデル「Liberty」開発
AeroMobil(スロバキア) 空陸両用モデル「AM4.0」などを開発
Pentaxi(イスラエル) 東京にも拠点、世界展開へ
Eve(ブラジル) 英国やブラジル企業と販売契約、2026年にも納入

これを見るとお解りのように、空飛ぶクルマは千差万別でさまざまな需要を喚起しているといえるのでしょう。

空飛ぶ車が実用化すれば交通渋滞は解消するのか?

これから先に空飛ぶ車が実用化になり、一般にも普及するようになれば、現在の交通渋滞は

解消されるのでしょうか?

実際、東京都では道路の渋滞などの影響を受けないことから、2030年以降、物流業界などでの空飛ぶ車の実用化を目指しているそうです。

都内で初飛行した空飛ぶ車の様子

物流車両がある程度減っただけでも渋滞解消には貢献するものだと思われますが、

どれだけ空飛ぶ車を使った商用運航サービスが普及するのかによって渋滞問題にも

影響が現れるのではないでしょうか?

もちろん将来の本命はパイロットが搭乗しないコンピューター制御による、自律・高密度運航

であることは言うまでもないのでしょうが。

これが実現しないと、「100兆円超」ともいわれる夢の巨大市場は、絵に描いた餅になってしまう可能性もあるでしょう。

そうはならないように空飛ぶ車の一層の進化と発展を願っております。

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